メキシコペソ円が最安値4.3円⇒4.8円まで回復しました!(2020年5月29日)
ども。投資軍師のかんべえです。
メキシコペソがいい感じですね。
原油安も一服したのが影響しているのか、回復を始めています。
トレード結果を振り返りたいと思います。
メキシコペソ円チャートを振り返る
まずはメキシコペソ円チャートを見てみましょう。
原油安の影響、コロナショックの影響もあり、3月は5円台から4.3円割れまで大暴落しました。
4月~5月あたりまで低迷を続けましたが、5月半ばあたりから、原油価格の回復もあり、5円台に近づいています。
現在は4.8円まで回復してくれています。
5円台から4.3円までの暴落は約20%の暴落です。これはかなりすごいです。そして、4.3円⇒4.8円も10%以上の高騰になるわけです。
1円の動きなので小さく感じますが、変動率はとても大きいです。
暴落時にこそ大きく買う投資法はうまくいくのか?
さて、私の実践しているメキシコペソ投資法ですが
- レバレッジは1~2倍程度に抑える(口座に10万円預けたのであれば20,000ペソ~40,000ペソほど)
- 平常時はレバレッジ1倍以下、暴落時にレバレッジ2倍になるくらいが理想
- メキシコペソの価格が下がればレバレッジの範囲内で買いポジションを少し増やし、スワップ金利を増やす(最初は2,000ペソずつ投資)
- 特に暴落があった時には大きく買う
- メキシコペソの価格が上がれば、少し決済し、為替差益も得る
- 以上を繰り返しながら口座の入金額も余裕資金で増やしつつ基本買いポジションも増やしていく
このような投資法を実践しています。
そして、特に需要なのが「暴落時にこそ大きく買う」ということです。
前回の「メキシコペソスワップ投資の利回りを改めて検証。長期トータルで勝つためには?」の記事でも書きましたが、メキシコペソ等の新興国通貨は定期的に暴落があります。そして、基本は下落トレンドです。
ですので、平常時にレバレッジを上げてしまうと、かなりの確率で暴落時にロスカットします。今までの利益が全て吹き飛んでしまいます。
そこで、長期トータルに勝つためには「平常時はレバレッジ1倍以下」「暴落時にこそ買う」ということが必要であると、判断しています。
長期チャートを見ても暴落後には戻りがありますので、そこで、またレバレッジ1倍以下まで売るというわけです。これで、塩漬けになりませんし、スワップ金利+為替差益の両得を得られるというわけですね。
そして、3月はまさに暴落でした。なかなか怖いですが、ルール通り買っています。
0.2lot=2000ペソずつですが、暴落時にこそ買っていき、レバレッジ2倍近くまでポジションを増やしました。
その結果
チャートを見てもわかる通り、まさに暴落後の戻りがありました。
4.8円で少し売っています。5円あたりで本格的にポジションを軽くしたいと思っていますが・・。
平均取得単価をかなり下げることができましたので、トータルでもプラスになりそうです。
平均取得単価は5円前半なので、もう少しでトータル含み益が出そうです。
そして、高いスワップ金利も得ることができるというわけですね。
メキシコペソの口座はみんなのFXを使っていますが、資金は現在のところ30万円でやっています。
ですので、まだレバレッジは1.5倍ほどでしょうか。暴落に耐えうる資金管理でやっています。
今のところ暴落時にこそ買う投資法がうまくいっていますね。
今後の投資プラン
メキシコペソがこのまま5円を突破してくれたら、ポジションを5lotくらいまでに下げたいと思っています。レバレッジ1倍以下ですね。
そして、次の暴落に備えます。安定しているときに売買したいという思いはあるかもしれませんが、そんなことをしていたら、大暴落が来て、一気に失ってしまいますからね。
長期トータルで勝つために「損をしない」ということを最優先したいとおもいます。
メキシコペソおすすめ口座は?
メキシコペソにおすすめの口座ですが現在のスワップ各社は以下の通りとなっています。
- セントラル短資:80円
- LIGHT FX:110円
- FXプライムbyGMO:70円
- みんなのFX:80円
- ヒロセ通商:30円
現状、LIGHTFXがスワップの高さに強みを持っています。ただ、プロモーション期間だったりして、変動しますので、あくまで参考に。
長く見ていますが、セントラル短資もメキシコペソに強く、高いスワップを長期的に維持していますね。
参考:メキシコペソにおすすめのFX会社と選び方【スワップ金利比較】
ちなみにトラリピ自動売買はおすすめしない
ちなみに、いまだにトラリピでメキシコペソを取引しようといった宣伝を見かけますが、全くもってお勧めしません。
以前、「トラリピメキシコペソ円のスワップとスプレッドは魅力なし?検証しました。」の記事でも書きました。
- スプレッドが広い
- 下落トレンドが続く
- 暴落リスクが高い
メキシコペソのような暴落リスクのある通貨を狭い値幅で何度もトレードして稼ぐスタイルはリスクが高いです。
しかも、スプレッドが手動口座よりだいぶ広いので、狭い値幅で取引するメリットがありません。スワップも低いです。
また、平常時レバレッジを上げてしまうのも危険です。定期的に大暴落がきますので、長期トータルでの勝率は低くなるでしょう。
自動売買ということで簡単に早く稼げそうなイメージがありますが、イメージ先行で行くのではなく、しっかりと調べて判断するようにしましょう。
5円台回復なるか?次週以降も期待です。
記事を書いている今はメキシコペソ円は4.85円と、上げてきていますね。
ですが、気づけば暴落していたりと、不安要素も大きい通貨なので、油断は禁物です。
なんとか次週5円台回復してほしいですね。
引き続き経過をご報告させていただきます。