ども。投資軍師のかんべえです。
相場がなかなか動かず、ネタもないので、改めて私が実践している堅実投資をまとめておきたいと思います。
①ドル円買いユーロ円売り両建て(FX)
まずはFXでドル円買いとユーロ円売りを両建てするという手法です。
堅実でスワップ金利も2%前後出るドルと円高対策としてのユーロ円売りを組み合わせた手法です。
ユーロ円売りは円高時にはしっかりと下がってくれて、かつ、保有時もスワップがプラスなので長期保有も可能(現在のところ)といった優れものです。
実際の手法としては
- レバレッジを2倍以内
- 円安時にはドル円買いを決済し、ユーロ円売りのポジションを増やしていく
- 円高時にはユーロ円売りを決済し、ドル円買いのポジションを増やしていく
- 安定相場時には両通貨ペアのスワップを増やしていく
といった感じで運用していますね。
レバレッジ2倍以内ですのでドル円フラッシュクラッシュ時のような大暴落でもロスカットされず、むしろ買い場となり、大きく値幅を取ることができています。
詳しくはSTEP5「ドル円買いユーロ円売り両建て戦法」で解説していますので参考に。
相場動きませんね。まったりコーヒーでも飲みながら動くのを待ちますか。
ドル円買いユーロ円売りの残高です。 pic.twitter.com/m9CX72BLaX— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) November 12, 2019
直近のドル円買いユーロ円売りの残高照会です。
②南アフリカランド、メキシコペソ投資(FX)
続いて新興国通貨のスワップ投資です。
政策金利ベースですと南アフリカランドは5%前後、メキシコペソは8%前後もあります。
スワップ金利も高く、魅力のある通貨です。
ただ、暴落リスクも高いです。
単純に毎月積立投資をしてしまうと、ほとんどの場合、トータルで損をしてしまうでしょう。
そこで、私が実践しているのは「暴落時のみ買う」という手法です。
ランドやペソ等の新興通貨は一気に50%以上の暴落があったりします。
歴史的に見てもそういった暴落の後はリバウンドがあります。
ですので、勇気を持って暴落時に多く買い、上がってきたら、決済するという手法が勝率が高いのではないかと思い、実践しています。
ただ、暴落は年に数回しかないということと、落ちたナイフをつかむのでリスクが高いということが挙げられますね。
あくまでサブ的な投資として考えています。
詳しくは「新興国通貨FX(リラ、ペソ、ランド)で堅実に稼ぐための戦略を検証」で解説していますので参考に。
③米国viショート(CFD)
続いて米国viショートです。
米国viは恐怖指数vix先物と連動している商品で早い話が相場が暴落すると価格を上げて、相場が上昇・安定すると価格を下げる性質を持っています。
ここ数年の相場は安定・上昇相場の期間が長いので米国viをショートしておきます。
具体的な投資法として
- 相場が暴落し米国viが20~30くらいに上がるまで待つ
- 相場が落ち着いてきたところを見てからショートポジションをとる
- 次の暴落イベントまでショートをホールドする
- レバレッジはかけずに安全に
米国viは相場が暴落したときに価格を上げますが、相場が落ち着いてきてもすぐには価格が下がってきません。
これは、また暴落があるかも?という投資家の心理によるものなのかもしれません。
タイミングが難しいですが、暴落後の落ち着きを待って、後だしジャンケン的にショートポジションを仕掛けます。
うまく20~25あたりでショートポジションを取れれば、あとは安定相場が続けば続くほど利益が増えていきますので、最近の相場では勝率が高いですね。
詳しくは「米国VIを売りのみで稼ぐ堅実投資法(相場安定時にコツコツ稼ぐ)」で解説していますので参考に。
安定相場時に最もおすすめなのが米国viのショートです。添付画像のように暴落時にショートをしかけることができていれば、安定相場が続けば続くほど利益が増えていきます。ただ、暴落が来ると一気にマイナスになったりしますので、リスクはソコソコ高め、中上級者向け投資ですね。 pic.twitter.com/WGfQFblOBn
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) November 13, 2019
④テーマ株投資(国内株)
続いて株投資です。
テーマ株投資ということで、次に来るビジネスに関連する銘柄を仕込んでおき、ストップ高を狙います。
次に来るビジネスとは例えば
- ドローン
- キャッシュレス
- 電柱地中化
- 量子コンピューター
- ワイヤレス給電
- ブロックチェーン
- 東京オリンピック
- カジノ
- 移民受入
- 外国人派遣業
- 介護事業
などなど。
このあたりはセンスが問われますが、今後来るビジネスに関連する銘柄を買っておくと、あるニュースをきっかけに株価が高騰する可能性があります。
とはいえ、全く外れて塩漬けとなる可能性もありますので、リスクもやや高い投資となっていますね。
詳しくは「STEP4「テーマ株投資」で解説していますので参考に。
三日連続ストップ高㊗️
しかしもう保有なしです😅 pic.twitter.com/QjKXc9Pr9G
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) October 10, 2019
今日もストップ高でした㊗️
週またぐので100株だけ売ろうかな…うぬぬ pic.twitter.com/AnaEu84UUl— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) May 10, 2019
直近でのストップ高銘柄です。ラッキーでしたね。
⑤米国株投資(外国株)
最後は米国株投資です。
アップルやコカ・コーラ、アマゾン等の堅実な銘柄が暴落した時に買う手法です。
その他、テスラ、アフラック等も下がったときに買っていますが今のところうまくいっていますね。
まあ、最近の地合いがいいということもありますので、リスクのある投資ではありますが・・・。
詳しくはSTEP6「米国株投資」を参考にしてください。
以上の投資法で相場安定時、上昇時、下落時も堅実に稼ぐ
以上、私が最近実践している堅実投資です。
相場安定・上昇時にはスワップ投資や米国viショートで稼ぎつつ、テーマ株等のラッキーパンチをじっくり待ちます。
そして、下落トレンド時には仕込んでおいたユーロ円売りで利益を得ていくわけですが、暴落時の大作がユーロ円売りしかないのでちょっと心もとないと感じています。
タイミングよく米国viの買いをできればいいですが、このあたり、もう少し堅実な方法はないか練っておきたいと思います。
現状はうまくいっている方ですが、相場の状況に併せて変更改善を加えていきます。
初心者が始めるなら何からすべきか?
では、今から投資を始める人は何から始めればいいか?
まずは少額からも始めることができる米ドル投資が良いのではないかと思います。
レバレッジをかけず、例えば毎月1万円ずつつ口座に入金していき、毎月100ドルずつ買っていくのが、リスクも低く、将来性もあってよいのではないでしょうか。
詳しくは⇒FX初心者におすすめの取引の始め方(まずは少額から積立投資)
ドルを実際に買ってみると、為替の動きにも敏感になりますし、経済ニュースにも関心を持つようになります。
そして、何よりスワップ金利や為替差益が出ますので、資産運用が始まってワクワクします。
利回りは確かに対して高くありませんが、長期的にも安定していると見込まれますので、10年、20年スパンでは米ドル投資の方が利回りが高くなっていくと思いますね。
色々な投資法が出回っていますが、一攫千金を狙わずに堅実に行くことをおすすめしますよ。
その後、慣れてきたらユーロ円売りや米国株等の他の投資も挑戦していくと良いと思います。
当サイトでもSTEP形式で解説していますのでお役立てください。
⇒堅実長期投資でコツコツ資産を形成していく方法をSTEP形式で公開
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたしますね。