投資初心者の方、短期トレーダーの方がやってしまいがちな、追いかけトレード
ドル円が急上昇したからと言って買いに行ったり、暴落したからといって売りに行くとやはり損をしてしまいます
ども。投資軍師のかんべえです。
本日の相場は昨夜の暴騰の調整のような感じで、あまり動きがありませんでしたね。
今回は、最近の相場に学ぶ「追いかけて注文するとやはり損をする」という話をしたいと思います。
追いかけて注文するとろくなことがない
追いかけての注文はいけないですね。105円割りそうになったから、さらに円高になると思ってショートを入れたり、昨夜107円近くになったからといって、ロングを入れると、損をしてしまいますからね。
とにかくチャンスを待つ。損をしないことが大切。— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) August 14, 2019
本日このようなツイートをしました。
最近のドル円相場を見てみますと
かなり乱高下しています。
初心者の人が良くやってしまいがちなのですが、下落してから売るというのではちょっと遅いということですね。
例えば8月5日前後、ドル円が106円を割ったあたりから、これはやばいぞ!という感じで下落トレンドになると決めつけて売りを入れると、戻りを食らってしまいます。
過去の私だと多分、8月6日に107円に戻った時、やはり上だ!と思って買ってしまっていると思います。
そうなるとさらに損をしてしまいますよね。
そして、8月12日直近安値を割り込んで105.1円を付けました。
今度こそ、本格的な下落トレンドが来ると思って、ショートを入れてしまうと・・・・
8月13日に大反発、踏み上げを食らってしまうわけです。
8月13日も同じで107円近くまで上がったと思って追いかけて買いを入れたら、また調整の戻りが入りますからね。
とにかく追いかけてトレードするのはろくなことがないです。損を取り返すためにやってしまいがちなのですが、これを続けていては短期トレードも長期トレードもうまくいかないでしょう。
2020年9月10日追記
追記です。
2020年9月9日、ユーロ円が124円台から一気に125円まで戻しました。
ここ最近はずっと安定相場が続いており、大きな調整もありませんでしたので、そろそろ下落トレンドが来るかなと騒がれました。
しかし、ここで勝手に下落が始まると思って、追いかけて売るのはNGです。
私も「STEP3「ユーロ円売りで円高対策」」を実践していて、ユーロ円売りをかなり仕込んでいたので、期待していましたが・・・
124円から125円と大きく戻しました。
やはり、落ちてから売るというのはかなり危険な行為なんだろうと思います。
もちろん、どんどん落ちるケースはありますが、経験上ほとんど反発を食らっている気がします。
ですので、もう、下がっているときは買いのみ。上がっているときは売りのみ。と決めておくのがいいのかもしれませんね。
追いかけて売った人は、この反発で、また追いかけてドテン買いに転じているかもしれません。そうなると、また下落と、往復びんたを食らってしまいます。
もちろん、そのまま大きなトレンドが始まるケースもあります。
ですが、「利益を得れない」ことより「損をしない」ことを重視した方が私は良いと思いますね。
いつも追いかけて損ばかりしているのであれば、一度、追いかけて注文するのを禁じてみてください。
私も、今回、ユーロ円が124円まで下がった時は仕込んでいたユーロ円売りを利確するのみです。
そして、戻ってきてしまったので、またユーロ円売りを仕込んでいます。
ユーロ円売り追加 pic.twitter.com/LTY4VFYKb4
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) September 9, 2020
損をしないことが何よりも大事
もちろん、乗れない場合もあります。
一気に上がったと思って買っていれば、さらに上がって、儲けることができるときもあります。
アベノミクス黒田バズーカー砲の時はそうだったと思います。
ただ、それはとれなくてもいいんですよね。損をしないことが何よりも大事です。
利益を得ることよりも損をしないということを目標に置けば、トータルの収益もプラスになっていくのではないでしょうか。
かんべえ流投資法:上がったら売る、下がったら買うだけです。
私はどうなのか?といいますと、単純です。
上がったら売る、下がったら買うだけです。
「米ドル積立投資法」「ドル円買いユーロ円売り両建て戦法」に詳しく書いていますが、ドル円が下がってきたら、ひたすらドル円買いです。
レバレッジを低く300ドルずつ買っていきます。
ですので、今回のドル円の乱高下もむしろ最安値で買うことができ良いトレードができました。
参考:円高トレンド突入!実践中の300ドル単位の米ドル積立投資法について
そして、上がってきたら売るだけです。
追いかけてトレードするというのは、下がったら売る、上がったら買う、という逆のトレードをしてしまっていることになるわけです。
投資で勝つためには「安いときに買って、高いときに売る」これをしなければならないはずなんです。
ですので、追いかけて注文するというのは投資の原則に反してしまうわけなんですよね。
あくまで私の経験と主観からの話ですが、追いかけトレードはよっぽど自信がある限りやらないことをおすすめします。
また、「損切が大事」という話がありますが、実はこれも「下がったら売る」という逆のことをしているんですよね。
ですので、なかなかFXで勝てない人は、一度、追いかけて注文をするというのやめてみるのもいいと思いますよ。
もっといいのは、低レバレッジで堅実投資に切り替えることが良いと思います。
ご不明点はLINE相談もしていますので、お役立てください。