ども。投資軍師のかんべえです。
安定相場が続いていますね。
改めて安定相場の過ごし方を。
最近の相場の状況
特に為替ですが、全く動きません。
ドル円チャートを見てみましょう。
(参照元:SBI証券米ドル円相場)
110円前後で行ったり来たりですね。
大きく動きそうで、なかなか動きません。
ユーロ円チャートも見てますと
(参照元:SBI証券ユーロ円相場)
こちらも下がりそうで下がりませんね。130円近辺で停滞しているという感じです。
ドル円トレードの状況
最近のドル円トレードの状況も見てみましょう。
元々、3万ドルくらい保有していたのですが、110円まで上昇してからほとんど利確。
その後は、取引もほとんどできておりません。
なかなか動かず、早くトレードしたい気持ちで一杯です。
※ドル円積立投資について「STEP2」で解説していますので参考に。
ユーロ円売りのトレード
では、ユーロ円売りのトレードも見てみましょう。
130円台になったら売りを入れて、129円、128円あたりで、少し利確。
本格的に利確したいところで、また上がってきてしまっているというのが繰り返されています。
安定相場の過ごし方 焦れてレバレッジをかけてはいけない
やはりこれだけしか相場が動かないと、利益は小さいです。ですが、これでいいです。
確かに、もう少し、取引数量を増やし、レバレッジを上げて、1円以内の値幅売買すればもっと利益を得ることができたでしょう。
しかし、レンジ相場はいつか終わります。
特に、コロナショックから、大きな調整がなく、上がり続けていますので、そろそろ暴落が来てもおかしくない状況です。
ここで、焦れて、レバレッジをかけてしまうと、暴落の時に何もできなくなってしまいます。
「3月9日、ドル円101円暴落時のトレードを振り返る」でも書いていますが、暴落時にしっかりと余裕を持って買えることが大事です。
堅実トレードに徹すれば、10円の利幅を取ることも夢ではありません。
歴史的に見ても暴落は必ず来ますので、ここは焦らず、いつもの取引数量でコツコツ売買するのが良いでしょう。
スワップ狙いで積立を増やすのはありか?
レンジ相場で嬉しいのがスワップ金利です。
持っているだけでスワップ金利が増えてくれますので、金利の高い通貨を持っておきたいところです。
世界的に利下げの傾向が続いていますので、利回りは低くなっていますが、南アフリカランドやメキシコペソのスワップ金利は比較的高いです。
しかし、ここで積立額を増やすのは得策ではありません。
STEP8「南アフリカランド堅実スワップ投資法」、STEP9「メキシコペソ堅実スワップ投資法」でも書いていますが、金利の高い通貨は定期的に暴落が起きます。
平常時に買いを増やしてしまいますと、暴落時に買うことができなくなってしまいます。
長期トータルで勝つためにはじっくり待ち、暴落時に買えるようにしておく必要があります。
もちろん、レンジ相場時だけ、買いポジションを増やし、暴落が来たら、即損切、ができるのであれば、良いかもしれません。
しかし、損切りは本当に難しいです。損切りした後、すぐ上がってしまうと、また買ってしまったりするかもしれません。
それより、暴落時来たら、後出しで安値で買う方が、勝率が高まると思います。これはその人の投資スタイルによりますね。
私は損切が苦手なので、損切りしなくていいトレードに徹しています。
稼ぐのは動いてからで良し
安定相場は基本は何もしなくていいです。
じっくり動くのを待ちながら、スワップ金利を貯めておけばいいでしょう。
どうしても投資に刺激を求めてしまう人が多く、今なら大丈夫と思って、レバレッジをかけて取引をしがちですが・・・。そういう時に限って暴落が来ます。
やはり、レンジ相場が長いなと感じ出したら、そろそろ終盤なのだと思いますね。
投資の旅は長いです。人生が終わるまで続くかもしれません。
ですので、焦らず、チャンスが来たときだけトレードをするようにして、後は、読書をしたり、仕事や交友、副業に集中して、相場を忘れることも大事だということを意識しておきましょう。
※堅実投資を始めてみたいけど何から始めればいいかわからない方、全く初心者の方はLINE相談もお役立てください。取引の始め方をレクチャーしています。また記事のご不明点もお気軽に♪