トルコリラが6円⇒9円に急騰しました!
ども。投資軍師のかんべえです。
デフォルトか?と思いましたが、トルコリラが急騰。何か施策をしてくるとは思いましたが・・・。
相場とトレードを振り返ってみましょう。
トルコリラ預金保護表明で急騰
トルコリラが急騰しました。
(参考:SBI証券トルコリラチャート)
利下げ継続で、6円前半まで、下落、5円台となり、本当にデフォルトもあり得るなと思った矢先でした・・・。
エルドアン大統領より、預金保障政策が発表されました。
トルコ政府がトルコリラ預金に自動為替ヘッジを付けるという前代未聞の政策を発表しました。トルコリラで預金している間にリラが対ドルで下がったら差額を政府が支払うそうです。つまり、リラ預金を実質ドルにペグしました。これを受けリラが急騰。 pic.twitter.com/LdBiHYG15t
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) December 20, 2021
対ドルで価値が下がったら、政府が保証してくれるという、前代未聞の政策が発表され、トルコリラが急騰しています。
確かにすごい政策ですが・・・。
どのように保証するのか具体的な点が不明です。さらに紙幣を発行して、補填するとなると・・・、さらにどんどん価値が下がり、そして、また紙幣を発行し・・・。
本当に紙切れになりそうですね。
紙幣はその国を信用しているかどうか。誰もがトルコリラを信用できなくなれば、いくら補填してくれたとしても、ユーロやドルに換えていく人が増え、まさにデフォルトとなってしまうかもしれませんね。
ただ、この思惑、政府が保証してくれるという、思惑から、投資家がトルコリラを買っていき、経済が安定に向かってくれれば、以前の価格に戻ることもあり得ます。
今のところギャンブル的な施策な気がしますね・・・。果たしてどうなることか・・・。
トレード振り返り
では、トレードを振り返ります。
手法は過去記事「トルコリラ長期保有塩漬けの出口戦略を改めて考える。」でも書いていますが・・・
暴落したら少しだけ買う
です。
6円後半までは買うことができましたが・・・
暴落時に少し買う。ということで、9円台に暴落した時、買いを入れました。
ですが、9円がもはや高い状況。
6円まで暴落し、買いを入れてましたが、さすがに6円台前半で買うことはできませんでした。
5円割れたらロスカットもあり得ましたが・・・。
その後、預金保障により上昇しましたので、ポジションを軽くしていきました。
早めの利確・ポジションを軽く
続いて本日のトレードです。
9円台後半まで、利確を続けることができました。
本来であれば、もっと上がるまで保有したいところですが・・・。また、大暴落、最安値もあり得ますからね・・・。
しかし、スプレッドの拡大がすごいですね。スワップ金利だけでなく、スプレッドの拡大も口座選びの際に考慮した方が良いでしょう。
ヒロセ通商スプレッド広がりすぎですね… pic.twitter.com/wqdyq3NDQW
— かんべえ@投資軍師(FX堅実投資実践中) (@kanbei_toushika) December 21, 2021
sbifxトレードは安定の1.9銭 pic.twitter.com/kCuGwGz6rJ
— かんべえ@投資軍師(FX堅実投資実践中) (@kanbei_toushika) December 21, 2021
現在の残高・損益
最後に、現在のトルコリラに残高です。
再び下がり、8.4円の状況ですが、含み損、まだまだ厳しい状況ですね。
現時点では、17円くらいになると、トントンになる計算です。上がるたびに、早めに利確しつつ、暴落のときに耐えれるようにしたいですね。
今後の見通し、今後の投資プラン
まず、前提として、トルコリラには手を出さないことをおすすめします。
私は過去の失敗で、うっかり塩漬けしたままですが、トルコリラに充てる資金があるのであれば、米ドルに投資したほうが長期的には利益が出るでしょう。
さて、それはさておき、今後の見通しですが、とにかく乱高下しそうですね。
上述した通り、今回の預金保障政策が裏目に出る可能性もあります。
最悪の場合、デフォルトもあり得るでしょう。
ただ、今回の件で、下がってきたら、また、サプライズ政策するのでは?といった思惑がありますので、大きく反発することもあるかもしれません。
運よくさらに10円、15円と、上昇することがあれば、早めに利確して、脱出したいところですね・・・。果たしてどうなるやら。
今回のこともありますので、売りから入るのも危険です。とにかく、ポジションは持たないのがおすすめですね・・・。
ではでは。引き続き注目していきましょう。
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