ども。投資軍師のかんべえです。
穏やかな相場が続いています。
二番底も、夏枯れ相場も何もないですね。
そんな中、一時、4.3円まで暴落したメキシコペソが5円台に回復してきました。
やはりいい通貨だなあと思います。投資振り返りと今後の方針を改めて書きたいと思います。
メキシコペソが5円台回復へ
まずはメキシコペソ円チャートを見てみましょう。
(参照元:Investing.com メキシコペソ円チャート)
原油価格暴落の3月には4.2円をつけてメキシコペソですが、調整を繰り返しながら回復。
また5円台を回復しました。
高金利通貨は軒並み下落トレンドが続く中、メキシコペソは優秀だなと感じますね。
メキシコペソが優れている点
メキシコペソは金利が高いのはもちろんですが、長期的に見てもある程度は回復してくれるところがメリットだと感じています。
メキシコペソ円長期チャートです。
長期では下落トレンドなのですが、時に、5円から6円に回復。4円から5円に回復と。戻りがしっかりとあります。
完全なるナンピンでは勝てませんが、暴落時にしっかり買うスタイルであれば、長期トールでも為替差益を出すことが可能です。
一方、トルコリラを見てみますと
このように下がりっぱなしです。
ナンピンし続けても勝てるところがほとんどありません。
まあ、また回復局面があるのかもしれませんが・・・
金利も下がっていますし、リスクとリターンが見合っていませんね。
続いて南アフリカランド円ですが
こちらもメインで投資していますが、メキシコペソ回復局面があるのはいい点です。
できれば7円台まで回復してほしいところですが・・・。
(参考:STEP8「南アフリカランド堅実スワップ投資法」)
金利の高い通貨は暴落リスクも高く、下落トレンドなのですが、しっかりと回復する局面があれば、挽回できる可能性が高いので、私はその点においてメキシコペソを評価していますね。
メキシコペソ投資振り返り
では、投資を振り返ってみましょう。
私のメキシコペソ投資法は
- レバレッジは1倍~2倍以下に抑える
- 取引単位は2000ペソずつ
- 平常時はレバレッジ1倍以下
- 暴落があったときに大きく買う(レバレッジを2倍に近づける)
- 暴落後の戻りを売り、レバレッジを1倍以下にする
- 以上を繰り返しつつ、スワップ金利も貯めていく
です。
詳しくは「STEP9「メキシコペソ堅実スワップ投資法」参考に
では、投資を振り返ります。
まずは残高照会です。
7lotということで、70,000ペソ保有しています。約35万円分です。
含み損は8,032円、未決済スワップが9,047円で、トータルでもプラスとなってきました。
3~9月の取引です。
ちょっと見づらいですが、約定履歴を公開します。
まずは3月の暴落時、
このように4.2円までの暴落で買いポジションを増やしていきました。
まさにルール通り「暴落時に大きく買う」を実践しました。
その後、6月に5円台に回復しましたので、また、レバレッジを1倍以下に。
さらにその後、4.7円まで暴落しましたので買いを入れつつ。
現在、また5円台になりましたので、利確していっています。
平常時はレバレッジ1倍以下、暴落時にしっかり買ってレバレッジ2倍ほどに。
戻りを売って、またレバレッジ1倍に。
この手法で、この暴落相場でもプラスに転じることができています。
順調な感じですね。
メキシコペソ投資 今後の方針
今後方針ですが、前回の記事と同じですね。
(参考:なぜメキシコペソ投資はレバレッジ1倍がおすすめなのか?)
現状は5円台に回復しています。
そして、ポジションもレバレッジ1倍程度ですので、特にすることがありません。
5.5円、6円に回復したら、利確するかもしれませんが、現状は暴落するまでホールドです。
暴落が来たら、また、レバレッジ2倍になるまで買っていこうと思います。
この手法が有効に感じていますので、もう少し資金を追加するかもしれません。
金利も下がり気味ですが、まだ4.5%ありますので、ホールドしつつ、スワップ金利を貯めていこうと思います。
安定時にレバレッジを上げるのはやはりおすすめしない
現状、メキシコペソが5円台に回復してきました。
安定していると思って、ここで、買いを増やす人が多いのですが、やはりお勧めしません。
なぜなら、メキシコペソは定期的に暴落があるからです。
安定相場時にレバレッジを2倍、3倍にしてしまいますと、暴落時に何もできなくなってしまいます。
長期チャートを見てもわかる通り、暴落時の後は戻りがあります。
暴落時にこそ大きく買うことで、安値で買うことができ、勝率が高まると個人的には考えています。
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任・自己判断で。
引き続き経過をご報告していきます。