ども。投資軍師のかんべえです。
ドルが弱く、ユーロが強い状態が続いています。
ドル円買いユーロ円売り両建て戦法にとってはちょっと苦しい状態が続いていますが、果たして。
分析してみましょう。
ユーロ円124円まで上昇、ドル円は弱く
まずは、ユーロ円を見てみましょう。
ユーロ円が引き続き強く、124.5円まで上昇しています。
通常であれば、円安となり、ドルも一緒に上がってくるのですが・・・・
ドル円チャートです。
あまり上がってきません。むしろ下げているくらいです。
現在は株高リスクオンです。
米国は利下げが続いており、しばらくは利上げがないということから、他のよりリターンの見込まれる通貨等に資金が動いているのではないか?とも思えます。
ユーロドルチャートも見てみましょう。
1.2に近づいています。これはすなわち、ユーロがドルの1.2倍の価格に近づいてることを意味します。
ドルが弱く、ユーロが強い流れになっていますね。
ドル円買いユーロ円売り両建ての状況
ドルが弱く、ユーロが強い状態ですと、ドル円買いユーロ円売り両建て戦法にとっては苦しいですね。
現在の残高を見てみますと
ドル円、ユーロ円ともに含み損となっており、ちょっと苦しい状態です。
ただし、継続で問題なしと判断 ユーロドルは想定のレンジ
ただし、ドル円買いユーロ円売り両建て戦法は継続で問題なしと個人的には判断しています。
ユーロドル長期チャートを見てみましょう。
現在は確かに1.2近くまで上昇し、ユーロドルが高い状態なのですが、長期チャートを見れば、以上ではないことが分かります。
2018年は1.2を超えていましたし、1.4まで上昇しているときもあるわけですから。まだまだ焦ってやり方を変える必要はありません。
ユーロドルが上昇すると、ドル円買いユーロ円売り両建て戦法にとっては、マイナスしかないのですが、逆にユーロドルが下落すれば、ドル円は上昇し、ユーロは下がり、両得になるわけです。
チャートを見てもわかる通り、2019年あたりはユーロドルが下がっており、ドル円買いユーロ円売り両建てにとっては、美味しい状態でした。それゆえ、評価も高かったですが、2018年は見向きもされていない手法です。
ですが、このような状態なときこそ、真価が問われる手法です。
堅実にレバッジを低く、ユーロ円売りを追加していこうと思います。
ユーロがどこまで上がるかはわかりませんが、歴史的に見ても、また下がる時は必ず来るはずですから、淡々とユーロ円売りを入れていきます。
淡々とユーロ円売り追加です pic.twitter.com/NVAZe7Bakc
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) November 30, 2020
ただし、ユーロドルが1.5を超えて、2や3まで、歴史的にみても異常に上昇する可能性はゼロではありません。
ただ、その時は仕方がありません。両建てとはいえ、リスクをゼロにすることはできませんからね。
その時は潔く損切りしたいと思います。
ある意味仕込みのチャンスと考えて引き続き
以上、現在のドル円買いユーロ円売り両建て戦法の状況について、書かせていただきました。
現在は確かに含み損が増える状況にあるのですが、レバレッジを2倍以内に抑えておけば、ロスカットはありません。
歴史的に見てもまたユーロドルが下がるターンが来ると考えると、今は、むしろ仕込みのチャンスかなと思っています。
まあ、このあたりリスクはもちろんありますので、くれぐれもご自身の判断・自己責任で投資をするように。
引き続き経過をご報告していきます。
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