2021年3月22日、トルコリラが一時12円台までの大暴落を見せました。
ども。投資軍師かんべえです。
安定して上昇しだしたかと思ったら、相変わらずですね・・・。
トルコリラがまた暴落をしましたので、振り返ってみたいと思います。
3月22日 15円⇒12円へ大暴落
まずはチャートを見てみましょう。
(参考:トルコリラ円チャートSBI証券)
月曜日窓開けギャップダウン。大暴落スタートとなりました。
せっかく15円台までジワジワ上がってくれたのに・・・相変わらずのトルコリラですね。
暴落の原因は?
トルコの通貨リラが22日、外国為替市場で急落し、足元では対ドルで1ドル=8.1リラ台と約3カ月ぶりの安値水準で推移している。20日にエルドアン大統領が金融引き締めを掲げていた中央銀行総裁を更迭したことで利下げの観測が強まり、投資家がリラを売った。
参考:日経新聞
エルドアンが先週の利上げに逆上して、トルコ中銀の解任が原因ですね^^;
— ゆきじゃ@書籍レビューブロガー (@yukizyajbcc) March 22, 2021
ゆきじゃさん、情報ありがとうございますm(__)m
エルドアン大統領は利上げに対して反対の意見を持っており、利上げ推進派の中央銀行総裁を更迭。
今回の大暴落となったわけです。
相変わらずの独裁・暴走ぶりですが、果たして、長期的にはどう影響するのか?
トルコリラ投資の状況
では、トルコリラ投資の状況です。
正直、トルコリラには期待ができず、塩漬けとなっていますが・・・
「トルコリラ長期保有塩漬けの出口戦略を改めて考える。現在のスワップ利回りも検証」の記事でも書いた通り、出口戦略を練っています。
その主たる戦略が「暴落時にのみ少し買う」です。
南アフリカランドやメキシコペソ同様、暴落時にしっかり買いたいところですが、戻りもあまり期待できませんし、最悪デフォルトの可能性もあります。
ですので、暴落時には買うのですが、控え目に行くようにしています。
さて、今回の暴落ですが、指値が約定していました。
14円割れあたりから指値をしかけていたのですが、窓開けギャップダウンから始まりましたので、全て、なぜか、13.078円で約定しています。できれば12円台で約定してほしかったですが・・・。
4lot=4000リラ買っています。かなり控えめではあります。
指値を仕掛けておくと今回のように安値で買うことができますので、ありですね。もちろん、レバレッジ管理は慎重に。
14円近くまで回復したので、少し利確しつつ、また上がるのを待つ感じですね。
現在の残高照会です。
- 買いポジション:109lot=109,000リラ
- 含み損:-1,622,963円
- スワップ:924,703円
- 評価損益:-698,260円
まだまだ厳しい状況です。しかし、スワップが累計100万突破目前となってきましたね。
今回は13円前半で買うことができていますので、戻りにより、損益としてはプラスに作用しています。
このように暴落時にのみ買い、戻りを半分売りつつ、古い玉も売りつつ、平均約定単価を下げていき、なんとか、プラスに持っていきたいと思います。
今後の方針 長期的にも下落トレンド あまり期待せずに暴落時のみ買う
さて、今後の方針です。まずは長期チャートを見てみましょう。
(参考:Investing トルコリラ円チャート)
長期的には下落トレンド、また、暴落の戻りも小さいです。
ちょっと異常なので、戻りのターンもいつかは来るのでは?と思いますが、金利が20%近くもあるわけですから、なかなか難しいかもしれません。
とはいえ、最近は暴落しても戻りがあり、少し相場が安定してきたか?とも思えます。
なかなか40円台から始めた私のようなトレーダーは回収が難しいですが、今回のような小さな成功を積み重ねつつ、大きく戻ったときに利確し、トルコリラは卒業したいところですね。
トルコリラ表面上の利回りは大きく見えますが、実質利回りはマイナスなケースが多いので、メイン投資にはしないことをおすすめしますよ。
参考:トルコリラをFXで3年半投資し続けて実感したリスクと本当の利回り
また、新興国通貨投資はトルコリラではなく、メキシコペソ、南アフリカランドがおすすめですね。暴落後もしっかりと戻りもありますので、以下、投資法参考に。