2019年から続けているメキシコペソ投資の結果を公開します。
ども。投資軍師かんべえです。
今回は2019年から続けているメキシコペソFXスワップ投資について振り返りたいと思います。
メキシコペソFXスワップ投資の魅力
メキシコペソ投資の魅力はなんといってもスワップの高さです。
また、暴落はあるものの、トルコリラ等と比べて、安定しているのも非常に評価しています。
スワップ金利の高さ
現在の政策金利ですが世界的な利上げもあり、大きく上げています。
(参考:メキシコペソ政策金利推移)
2022年11月時点で金利は9.25%とかなり高くなっています。
FX各社のスワップ金利も
100,000ペソあたりで1日で発生するスワップ金利が181円と大きく上がっています。
このままで固定したと想定すると年間では
181円×365日=66,065円
メキシコペソを7.5円とすると、100,000ペソは750,000円です。
よって年間利回りを仮に計算した場合
66,065円÷750,000円=8.8%
もちろん、暴落、変動があるので、実際はこの利回りが得られる可能性は低いですが・・・
現状、かなり高いパフォーマンスとなっています。
メキシコペソ価格の堅実性
続いて、メキシコペソ円のチャートを見てみましょう。
メキシコペソは日本と比べるとインフレ率が高く、長期的に見れば下落トレンドです。定期的に大暴落があります。
コロナショック時は4円台にもなりました。
ただ、回復局面があるのが魅力です。現状は異常な円安ではありますが、メキシコペソも7.5円まで回復してきています。
投資のタイミングを間違えなければ「為替差益」+「スワップ金利」の両得を得られる、魅力のある投資対象であると言えます。
実践中のメキシコペソ堅実投資法とは?
ただ、暴落もあるのも事実。暴落時は50%以上暴落しています。
せっかく貯めたスワップも暴落でそれ以上の含み損を抱えたり、ロスカットしたりします、暴落時はスワップも下がりますので、かなり苦しい状況になるので要注意です。
そこで、私が実践している「メキシコペソ堅実投資法」なるものは以下の通りです。
の通りです。
- レバレッジは1倍~2倍以下に抑える
- 取引単位は2000ペソずつ
- 平常時はレバレッジ1倍以下
- 暴落があったときに大きく買う(レバレッジを2倍に近づける)
- 暴落後の戻りを売り、レバレッジを1倍以下にする
- 以上を繰り返しつつ、スワップ金利も貯めていく
重要なことは「平常時をレバレッジ1倍以下」にすること「暴落時にしっかり買う」ということです。
どうしても、安定相場ではレバレッジを上げて、スワップを狙いがちです。
2018年~2019年は5円前後で安定していましたので、レバレッジを大きくかける人も増えていました。
しかし、それでは、暴落時に何もできなくなってしまいます。
2020年4月には4.2円までの大暴落があり、含み損がスワップ金利を上回ってしまっている人が続出してしまっています。それでは、意味がありません。
そこで、平常時はレバレッジ1倍以下に抑えます。
そして、暴落時にこそ大きく買います。
2020年4月は4.2円まで暴落しましたが、その時に買いを入れていくわけです。
すると、平均取得単価は大きく下がり、トータルでプラスになれる可能性が上がるわけです。
大きく買うといってもレバレッジは2倍以下に抑え、堅実投資に徹します。
2019年よりメキシコペソ投資スタート【全約定履歴公開】
では、実際に利益を得ることができたのか?
これまでの全約定履歴を振り返ってみましょう。
【2019年3月~2020年3月】
まずスタートしたのが、2019年3月です。
当時はメキシコペソ円の価格は5.7円ほど。今思うと割安だったのかもしれませんね。
2020年3月までの取引ですが、コロナショックもあり、ずるずると価格は下がり、4.5円に。結果論ですが、ここでももっと買っておけば良かったと思います。
とはいえ、当時は暴落で恐怖でした。2000ペソずつとはいえ、買えたのは勇気があったと思いますね。
【2020年4月~2020年11月】
2020年4月以降ですが、チャートを見てもわかる通り、市場最安値を更新しました。
ルール通り4.3円あたりで買うことができています。
その後、少しずつ回復し、利確しながら、スワップを貯めていきました。
【2020年12月~2022年11月】
2021年に入ってからは大きな暴落もなく、上昇トレンドが続きました。
まさか、7.5円まで回復するとは思っておらず、5円台半ば~後半あたりから利確を増やしてしまいましたね。
ただ、ルール通り実践した結果、まさにスワップ金利+為替差益を得ることができました。
メキシコペソスワップ投資 投資結果
以上、2019年から投資を始めてきましたが、合計の利益は・・・?
+104,716円
元手30万でしたので、なかなか良いパフォーマンスを得れたと思います。
ルール通り「暴落時にしっかり買う」といった手法は今のところうまく行っていますね。
メキシコペソ現在の残高照会(2022年11月)
現在のメキシコペソ残高照会です。
もうほとんど利確してしまい、0.1lot=1000ペソしか残っていません。
ひとまず、トレードは完了したという感じですね。
今後のメキシコペソ投資プラン
今後ですが、ルール通り、暴落を待ちたいと思っています。
チャートを改めて見てみましょう。
今は異常な円安、かなり上げてきていますが、やはりリスクの高い通貨です。
また、暴落もあるとみています。今、安定しているからといって、買いに行くのは避けたいところですね。
なかなか難しいですが、できれば、6円割れあたりから買っていきたいと思います。
- 暴落が来るまでしばらく静観
- 6円台割れ(5円台)から買いを入れていきたい
- 2,000ペソずつ買っていく、暴落があれば、資金を投じて大きく買いたい
- 史上最安値更新も視野にレンジを広く
注意点
繰り返しとなりますが、現状、安定しているから、スワップ金利が高いからと言って、レバレッジを高く、買っていくのは危険です。
長期チャートを見てもわかる通り、暴落するときは50%以上暴落します。
安定していると、ついついこのまま安定すると勘違いしてしまいますが、暴落は定期的に来る通貨です。せっかく平常時にスワップを貯めても、暴落でそれ以上にマイナス、ロスカットしてしまっては意味がありませんからね。
現状買うとしても、レバレッジは1倍以下が良いと個人的には思っています。
メキシコペソにおすすめFX口座
メキシコペソ投資ですが
- 1000通貨単位で取引ができる
- スワップ金利が高い
この2点を重視すればいいでしょう。
以下、3社がおすすめです。
私はみんなのFXを使っていますね。
参考記事