ども。投資軍師かんべえです。
ようやく少し下がってくれましたね。
今週末、ユーロ円が130円台へ下落しています。
トレードと相場を振り返ってみましょう。
ユーロ円がようやく動く130円台へ
まずはチャートです。
参照元:SBI証券ユーロ円チャート
FOMCが影響したのか、一気に下落しました。
その他、南アフリカランドやメキシコペソも下落しています。
ただ、まだそこまで本格的にリスクオフ相場に突入というわけではないようです。
ドル円は比較的安定が続いています。
ドル円チャートも見ておきましょう。
(ドル円チャート)
こちらは直近高値を更新し、110円を突破しました。
ユーロが下がり、ドルが上がるというのはドル円買いユーロ円売り両建てにとっては、嬉しいことですね。
FOMCの影響か、EUのインフレ懸念によるものなのか、今まで上がりすぎていたユーロからドルに資金が移ったという感じでしょうね。
両通貨の関係を示すユーロドルチャートも見ておきましょう。
(ユーロドルチャート)
1.22と、今まではかなりユーロが高かったことになりますが、それが少し調整された形となります。
過去の推移を見てみますと、1.15あたりが通常なのかな?と思いますので、さらに、ユーロが下がる可能性はありますね。
ただ、リスクオフとなって、下落相場が始まったわけではありませんので、また全戻しもあり得るでしょう。
円高対策ユーロ円売りを利確していきます。トレード状況
では、トレードの状況です。
今週のユーロ円売り利確。ポジションを減らせれたので良かったですね。さらに下がって欲しいですが、戻してきたらまた133円台から売りを入れたいですね。 pic.twitter.com/H5UHgC2TJj
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) June 19, 2021
120円からずっと仕込み続けて、含み損も増えていたのですが、ようやく少しポジションを減らすことができました。
ユーロ円売りの良いところは、動かなくてもコストが発生しないこと(むしろスワップがプラスとなる)ですね。
133円あたりで止まってくれましたので、なかなか下がらずでしたが、ただ長期保有して待つことができるのが良い点ですね。
ドル円買いユーロ円売り両建ての状況
ドル円買いユーロ円売り両建ての残高も見てみましょう。
円高時に仕込んでいたドル円はほとんど利確ができています。
そして、ユーロ円売りは8万ユーロ超になっており、含み損もかなり増えていたのですが、今回の下落で、大分、マシになってきましたね。
このまま大きく下がってくれれば、利益も期待できますね。
今後の見通し 全戻しも警戒
とはいえ、まだまだ金融緩和が続いています。
リスクオン相場が続いていますので、また全戻しということもあるでしょう。
ですので、なるべく早めに利確して、ポジションをある程度軽くしておきたいと思います。
そして、また戻ってきた時、133円台あたりから、今度は多めに売れるようにしたいですね。
どちらに動いても対応できるような、いつもの投資スタイルで臨みたいと思います。
いずれにしても、追いかけ注文、すなわち、下がってきたらといって、追いかけて売るのは厳禁ですね。
参考:追いかけて注文するとやはり損をする(損をしないトレードが大事)
円高対策ユーロ円売り手法 おさらい
円高時も堅実に利益を得ていきます。
私が実践している円高対策ユーロ円売り戦法は以下の通りです。
- FX口座は1通貨から取引ができ、ユーロ円売りスワップがプラスの「SBI FXトレード」を使う
- 取引単位は300~500ユーロずつ
- レバレッジは2倍以内(130円超はもちろん過去最高値も意識)
- 0.2~0.5円上がるたびに売りを仕掛けておく(指値注文を並べておく)
- ユーロ円が大きく上昇したときは多めに売る
- ユーロ円が下がるまでスワップ金利を貯める
- 0.5円~5円ほど下落してきたらユーロ円売りを決済していく
- 以上を繰り返す
円高対策としてドル円売りではなく、ユーロ円売りをするのは「スワップポイントがプラス」だからです。
ドル円売りでも円高対策は可能ですが、金利の関係から、スワップを支払い続けなければならないわけです。
これですと、長期保有がしづらいわけです。
その点、ユーロ円売りは現時点では、多くの場合、スワップがプラスです。
つまり、ずっと価格が動かなくても、スワップがプラスなので、長期保有が可能なわけです。
円高になるまでじっくり待つことができる点から、評価しています。
詳しくは「STEP3「ユーロ円売りで円高対策」」を参考に
円高トレンドが来てくれると嬉しいですね
さて、次週ですが、理想は円高トレンドが来てほしいところですね。
かなりユーロ円売りは仕込めていますので、利確をすすめつつ、また、ドル円買いを仕込みたいです。
併せて、南アフリカランドもかなり利確できましたので、また、下がってくれたら仕込みたいと思います。
ただ、いつも通り、相場に併せて淡々とトレードしていきたいと思います。
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