ども。投資軍師のかんべえです。
堅実投資の第一歩として、FXでの米ドル積立投資を実践、推奨しています。
FXで米ドルをレバレッジ1倍で100ドルずつ積立投資するといった手法です。
今回は改めてより具体的にどのように始めればいいのか?
そして、将来的にどのくらい利益を上げていけるのか?
米ドル積立投資について掘り下げていきたいと思います。
なぜFXで米ドルに投資するのがいいのか?
FXで米ドルに投資するメリットは以下の通りです。
- FXなら少額から始められる(1ドルから取引可能)
- 米ドルは歴史的に見ても堅実な投資先
- FXは取引コストがほとんどない(1ドルあたり0.2銭ほど)
- FXも金利相当額が得られる(スワップ金利)
- 少額でも指値注文ができる
- レバレッジを1倍にすれば理論上ロスカットリスクはゼロに(通貨デフォルトを除く)
以上です。
このように、少額投資の中でもFX米ドル投資はかなり優秀です。
少額だからといって手数料が割高であったり、指値注文ができなかったりといった制約もありません。
また、米ドルは堅実な投資先ですので、少額から慣れていき、そのままメインの投資先にする価値も十分にあります。
具体的なやり方
では、具体的にどのようにすればいいか?
- FX口座はSBI FXトレードを使う
- 取引単位は100ドル~
- レバレッジは1倍から慣れてきたら2倍以内まで
- 0.2~0.5円下がるたびに買い増しをしていく(指値注文を並べておく)
- ドル円フラッシュクラッシュ等、一時的に大きく下がったときは多めに買う
- ドル円が上がるまでスワップ金利を貯める
- 0.5円~2円ほど上昇してきたら少しずつドル円買いを決済していく
- 以上を繰り返す
参考:STEP2「米ドル投資」
といった単純な手法です。
レバレッジを1倍にするとは?
FXは口座に預けた資金の25倍まで取引をすることができます。
これをレバレッジといいます。
仮にFX口座に10万円資金を預けたのであれば、その25倍の250万円分まで外貨を取引をすることができるわけです。
米ドルの場合ですと、1ドル105円とすると約23000ドルまで取引をすることができるというわけです。
レバレッジを大きくかけるほど、ハイリスクハイリターンな取引になります。
仮に1ドル105円のときに23000ドル買ったとします。
これが1ドル110円に上がったら?
5円×23000ドル=115,000円
の利益が出ます。
元手は10万円であるにもかかわらず、その倍以上の利益が出るわけです。
しかし、逆に1ドルが100円に下がってしまうと・・・
損失は口座の資金10万円を超えてしまいます。
FXでは、口座資金以上の損失を出してしまいますと、強制的にロスカットされてしまいます。
つまり、持っている米ドルを決済させられて、損失が確定してしまいます。
いわゆる「退場」というものですね。
これがFXがハイリスクハイリターンである理由です。
ただし、FXではレバレッジをかけないことも可能です。
つまり、FX口座に10万円預けたのであれば、10万円分しかドルを買わなければいいわけです。
仮に1000ドルしか買わなければ、レバレッジは1倍近くとなり、仮にドル円が80円割れといって大暴落があったとしても、含み損は10万円を超えないわけですから、ずっと上がるまで長期保有することができるわけです。
外貨預金のように長期保有することができます。
(ちなみに外貨預金は手数料が高すぎるのでおすすめしません。)
- FX口座に10万円預けたのであれば10万円分しかドルを買わないようにする(約1000ドル)
- 口座資金が1万円なら1万円分まで(約100ドル)
- レバレッジ1倍であれば強制ロスカットリスクは理論上ゼロになる
なぜFX口座はSBI FXトレードを使うのか?
FX口座は「SBI FXトレード」を使うのか?
それは、1ドルから取引ができるからです。
他のFX口座ですと、1,000ドル単位か、10,000ドル単位でしか取引できません。
CMでも知名度の高いGMOクリック証券やDMMFX、LINEFX等をは10,000ドル単位での取引になります。
10,000ドルということは約100万円です。
1回当たりの取引額が100万円にもなると、リスクが高いです。特に初心者の方にはおすすめできません。
ですので、1ドル単位で取引ができる「SBI FXトレード」で、例えば月に100ドルずつ積立投資をするといった手法がおすすめだというわけです。
SBI FXトレードは少額からトレードができるにもかかわらず、スペックも十分高いです。
そのままずっと使い続けることができます。私も7年以上愛用しています。
(ドル円FX業者比較 2020年8月時点)
FX会社名 | 最小取引単位 | 米ドル円 スプレッド |
米ドル円 スワップ金利 |
SBI FXトレード | 1 | 0.2銭 | 12円 |
みんなのFX | 1,000 | 0.2銭 | 10円 |
LIGHT FX | 1,000 | 0.2銭 | 10円 |
ヒロセ通商 | 1,000 | 0.2銭 | 10円 |
LINEFX | 10,000 | 0.2銭 | 7円 |
GMOクリック証券 | 10,000 | 0.3銭 | 8円 |
DMMFX | 10,000 | 0.3銭 | 8円 |
より具体的に!今から始めるなら?
では、より具体的に今から始めるならどのようにトレードをしていけばいいか?
簡単にシュミレーションしていきたいと思います。
まずは現在の米ドル円チャートを見てみましょう。
(参照元:ドル円チャートSBI証券)
現在は105円前後を推移しています。
例えば、私が初心者の立場で米ドル投資を始めるなら以下のようにします。
手順①:まずはFX口座に1万円入金してみる
まずはFX口座に1万円だけ入金します。
口座は「SBI FXトレード」を使用
手順②:現在のレートの0.5円安で100ドルで買い指値設定をしてみる
現在は105.5円だとすると、105円で買い指値を100ドル注文しておきます。
こちらはSBI FXトレードスマホアプリでの注文画面ですが
- 注文区分⇒通常に設定
- 新規買い
- 執行条件⇒指値注文
- 価格⇒105円
- 数量⇒100ドル
といった感じで、100ドル注文します。
1万円口座に預けて、100ドルなら、レバレッジは約1倍。安全に運用ができるというわけです。
手順③:次月はもう1万円入金して、100ドルさらに注文する
先ほどの注文が約定するか否かにかかわらず、次月はさらに1万円入金します。
そして、また100ドルを指値注文しておきます。
早く買いたい気持ちもありますが、できるだけ下がったときに買うのが勝率が高くなりやすいです。
手順④:毎月1万円ずつ投資、100ドルずつ買っていく
これを毎月繰り返します。
毎月100ドルずつ資産が積みあがっていくというわけです。
手順⑤:値上がりしたら少し売る
1ドル105円だったものが107円、108円に上がったとします。
その場合は少し売っていきます。
利確しつつ、また、買い注文を入れておくというわけです。
手順⑥:慣れてきたらレバレッジ2倍まで上げてみる
米ドル取引に慣れてきたら、レバレッジを上げるのも良いと思います。
例えば、口座資金が10万円だった場合は、2000ドルまでなら買っても良いというルールで運用するわけです。
できるだけ安値で買いたいと思いますので、現在が1ドル105円とすると
104円、103.5円、103円、102.5円…
といった感じで、買い指値注文をしておきます。
こうしておくことで、一瞬の暴落の安値で買うことができ、戻りで大きく値幅を取れる可能性が高まります。
1ドル100円割ってきたらレバレッジが2倍になるくらいの資金管理で運用していますね。
以上を繰り返しつつ、コツコツ利益を積み上げていきます。
私もこの手法を何年も続けていますが、暴落があっても、対応ができますし、コツコツ利益を積み上げられています。
実践結果は「FXで米ドル積立投資を1年間続けてみた結果【全約定履歴を無料公開中】」の記事を参考に。
まずは100ドル買ってみよう
資産運用の第一歩として、米ドル投資はおすすめです。
少額から始めることができますので、まずは100ドルから買ってみるのが良いでしょう。
ご不明点はLINE@もやっていますので、お役立てください。