ども。投資軍師のかんべえです。
ユーロが強く、126円を突破しています。
STEP3にて円高対策ユーロ円売りを実践していますが、果たして大丈夫なのか?
現状と今後の方針を考えていきたいと思います。
ユーロ円が強く126円突破!
まずは、ユーロ円チャートを見てみましょう。
5月に115円を付けた後は、上がり続けています。
長期チャートもみてみましょう。
こう見ると、126円突破したとはいえ、歴史的に見てもそこまで高い価格ではありません。
なぜユーロが強くなっているのか?
なぜユーロが強くなっているのか?
やはり、米国の利下げが大きいと思いますね。
米国の金利が下がり、米ドルに投資していた資金が他へ移っているように思います。
金やビットコインの価格も上がっていますが、これも同様の理由に思えます。
ユーロドルチャートを見ると異常事態ではない
現状、ドル円はあまり上がらないのにユーロ円が上がっていっています。
つまり、ユーロドルの価格が上がっていっています。
ユーロドルチャートも見てみましょう。
長期チャートで見てみますと、そこまで異常事態ではありません。
2018年は1.2を超えていましたので、1.2突破は十分にあり得ると考えられます。
つまり、ドル円が106円~108円なら、×1.2でユーロ円は127円~130円となる感じですね。
しかし、ドルがあまり上がらないのに、ユーロが上がってしまうと、ドル円買いユーロ円売り戦法はちょっと苦しくなります。
現状の投資を見てみましょう。
ドル円買いユーロ円売りの状況
では、ドル円買いユーロ円売り両建ての状況です。
ドル円買いユーロ円売りともに含み損となっています。
ユーロ円が上昇しているにも関わらず、ドル円があまり上がらないので苦しい状況にはなっていますす。
長期保有ができるのがやはり強い
ただ、ユーロ円売りはスワップがプラスです。その点は強いです。
つまり、このままの価格帯が仮にしばらく続いたとしても、保有し続けることができます。
次の暴落が来るまでずっと待つことが可能なわけです。
一方、同じ円高対策でも、米国viの買いやベア系ETFの場合、安定相場が続いてしまうと、減価していってしまいます。
暴落までに減価が続いてしまい長期戦略が成り立たなくなってしまいます。
ドル円売りですと、スワップのマイナスが積み重なってきます。
この点で、ユーロ円売りは有利ですね。
今までは逆の状況だった
今まではドルが強く、ユーロが弱い、すなわちユーロドルの価格が低い状態でした。
この場合、ドル円があまり下がらないのに、ユーロ円が下がるという状況で、ドル円買いユーロ円売り両建て戦法には美味しい状況でした。
今はそれが元に戻っているという感じです。
ユーロドルチャートをしっかり見ていなかったのは反省
ですが、ユーロドルチャートをあまり見ていなかったのは反省です。
歴史的に見ても、コロナ前はユーロが良すぎる状態だったわけです。
この点を加味すると、もう少し余裕を持ってユーロ円売りを追加しておくべきだったと思います。
今後の方針と見通し
さて、今後の方針ですが、特に変わりません。
今はユーロが強い状況なので、含み損は増えていっていますが、特に方針を変える必要はないと考えています。
ユーロドルチャートを見ても、今までがユーロが弱すぎたという反動もありますし、株価は上がっているわけですから、円安に進んでいるのは想定内でしょう。
ユーロ円がどこまであがるかはわかりませんが、130円、140円超も視野に、レバレッジを低く保ち、次の調整を待ちたいと考えています。
いつ暴落が来るのか?
とはいえ、含み損が増えているとやはり不安です。いつ暴落が来るのか?というのは気になりますが、いつくるのかは全く分かりません。
多くの人が円高になると考えていると、やはりならないものですね。
こんなはずじゃなかった、
8月は円高になって爆益するはずだったんだ・・・現実は円安、過去10年中1回しか上昇していない豪ドルも爆上げ、増えゆく僕の含み損
コメント欄ではキッズ達が揚げ足をとってきて罵声を浴びせまくり、半沢直樹ばりに詫びろ詫びろと煽りまくり
どうしてこうなった・・・
— オレ的ゲーム速報JIN@FX投資部 (@oreteki_douga) August 13, 2020
いつ下がるのかわからないからこそ、「低レバレッジ」です。
含み損はしばらく抱えることとなりますが、焦らず、低レバレッジで、待ちたいと考えています。
損切りすることもあるか?
もちろん、絶対勝てる投資法ではありません。
ユーロの金利が大幅に上がったり、株価が暴落しているのに円高にならない等、過去の常識が当てはまらなくなると、投資方針を変える必要が出てきます。
その時は潔く、損切りすることになると思います。
現状は強すぎたドルが弱くなっているだけですので、そこまで慌てる必要はないと判断して、運用を続けていきます。
また、経過をご報告していきます。