ども。投資軍師のかんべえです。
先週は久々に相場が動きましたね。
特にドル円は最近の相場によくある、一瞬の暴落が起きましたね。
振り返りたいと思います。
1ドル104円まで暴落後、一瞬で戻す
まずはドル円チャートを見てみましょう。
先週の動きですが、104円割れ近くまで暴落しました。
その後、大きく戻し、106円をつけました。
ドル円フラッシュクラッシュほどではありませんが、暴落したかと思ったら、すぐに戻りましたね。
堅実投資には一瞬の暴落が美味しい
先日の記事「次の暴落に備えて指値注文をならべています。」の記事でも書いた通り、暴落に備え、レバレッジを低く買い指値を並べていました。
ですので、今回の暴落も美味しいものとなりました。
昨日のトレード、もう少し104円で買っておきたかったですね。 pic.twitter.com/1CTU6cdlCp
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) August 1, 2020
104円台でも買えたのですが、ちょっと買いの仕込みが弱く反省です。
その理由としては、ユーロ円があまり下がらず、円高対策のユーロ円売りから利益がでず、ちょっと怖いなと思ってしまったからです。
とはいえ、104円台でも1本、そして、105円前半でそれなりに買うことができました。
少し利確もして、先週のトレードは終えました。
このように最近は一瞬の暴落が多く、しっかりとレバレッジを低くしておければ、安値で買うことができ、短期間に2円近くの値幅もとることができるというわけです。
仮にレバレッジをかけていたなら・・・
どうしても、簡単に早く稼ごうという思いから、平常時にレバレッジをかけてしまいがちです。
確かに、平常時はレバレッジをかけ、暴落が来たら、即損切、次のチャンスを待つ、というルールをしっかり守れればいいかもしれません。
しかし、人間は感情に支配されます。
仮に私がレバレッジをかけたトレードをしていたら次のような感じになったと思います。
- 105円割ったら損切りしよう(まさかこんなことはない)
- 105円割って、104円前半まで暴落(予定通り損切、しかも値飛びが起きて、想定以上の損失、とても悔しい)
- 104円割れ近くまで停滞(これは大不況が来るなあ、100円割れもあり得るぞ、よし、売りを入れよう)
- しばらく含み益が出るが、夜中に一気に106円まで急騰(やってしまった、往復ビンタだ・・・。また追いかけて買う)
このような感じですね。
冷静に損切りして、安定相場に戻るまで待つことができません。
このようなトレードをしてしまうと、平常時にレバレッジをかけて利益を出せても意味がありません。
また、この損を取り返そうと、レバレッジをかけて、ギャンブルトレードを繰り返してしまいます。
それでは長期的には資産を築くことはできないでしょう。
一方、低レバレッジ堅実投資なら
- 105円まで暴落(買いを仕込む)
- 104.5円、104.2円買いを仕込む
- まだまだ買えるよと思っていたら106円まで急騰、少し利確し、次週に持ち越し
このように往復ビンタを食らうことがありませんし、104円台で買うことができ、値幅を大きくとることができます。
確かにレバレッジはかけていませんので、利益は小さく見えるかもしれませんが、利幅は大きくなりますし、なにより、損切りによりマイナスがありません。
大変動時こそ、強い堅実投資を始めよう
次週も大きく動くと思います。
円安に進むか、円高に進むか、わかりませんが、堅実投資であれば、予想する必要がありません。
相場に併せて淡々トレードしていけばいいだけですからね。
ハイレバレッジで何度も損切、年間を通してもプラスにならないのであれば、堅実投資もぜひはじめてみてください。
米ドル投資法は以下の記事で解説しています。
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