米国対中東情勢不安で今年も来るのか?2020年フラッシュクラッシュ?
ども。投資軍師のかんべえです。
2020年も始まりましたね。
年初は相場が少し荒れ、昨年のフラッシュクラッシュを思い出させてくれました。
現在は相場が安定しているので、何とも言えませんが、また大きな暴落が来るのかもしれません。
今回は2020年のフラッシュクラッシュ対策について私の投資方針を書きたいと思います。
米国イラン情勢が悪化 カセム・ソレイマニ司令官の殺害
いきなり不穏なニュースが飛び込みました。
トランプ大統領指示により、イランの「カセム・ソレイマニ司令官の暗殺」事件から米国との対立が悪化、報復による全面戦争の可能性さえ、報道されています。
参考:ナンバー2暗殺されたイランの「報復」とは何か アメリカとの全面戦争はありえる?
参考:【解説】 イランのソレイマニ司令官殺害 なぜ今でこれからどうなるのか
平和な日本でいると、全く関心をもたない人も多いかと思いますが、イラン米国は長期的に対立を続けているのですね。
今回の事件でまた大きな戦争にならないことを願いますが・・・。
1月3日大きく円高に動く
では、相場を見てみましょう。
今回の米国イラン関係の悪化により、相場も少し荒れました。
ドル円107円割れですね#ドル円 pic.twitter.com/7ygtqCKH8F
— かんべえ@投資軍師 (@kanbei_toushika) January 3, 2020
108.8円から一気に107円台へ。
その後は落ち着き、108円台で推移していますが、また昨年のような大暴落が起きるのではないかと考えさせられる動きをしています。
では、2020年のフラッシュクラッシュ対策はどうすればいいか?
フラッシュクラッシュ対策はユーロ円売りでいきます。
フラッシュクラッシュのような大暴落はSTEP3で解説している「円高対策ユーロ円売り」をメインに対策していきます。
記事にも詳しく書いていますが、ユーロ円売りをするメリットは
- 円高暴落時にはユーロ円も暴落する
- ドル円売りと違いユーロ円売りはスワップがプラス
- 保有コストがないのでたとえタイミングを間違えたとしても長期保有して、次の暴落を待つことができる
特に「円高対策」ができて、かつ、「保有コストがない」という点がメリットが高いとみています。
ドル円売りの場合は、確かに円高時には利益を得ることができますが、米ドルの方が金利が高いため、保有期間中はスワップを支払い続けなければなりません。
仮にこのまま米国イラン情勢も安定し、安定相場がずっと続いた場合、マイナススワップを支払い続けれなければならないのです。
また、米国viの買いや、VIX系ベア・インバース系も保有コストが高いので、タイミングを間違えてしまうと、塩漬けとなり、損切りをするか、ジリジリマイナスを増やすことになります。(参考:これまで失敗してきた投資を振り返ってみます。)
暴落がいつ起きるか?の予想は誰にもできません。
そこで、投資のタイミングを間違えても、スワップ金利を増やしながら次の暴落を待つことができるユーロ円売りを私は愛用しています。
相場の予想が下手な人ほど良いかと思います。
もちろん、暴落直前にVIX系の商品を買うことができれば一番いいですが・・・予想が下手な私にはできませんね。
円高対策ユーロ円売りの具体的な手法
円高対策ユーロ円売りの具体的な手法は
- SBI FXトレードを使う
- 取引単位は300~500ユーロずつ
- レバレッジは2倍以内
- 0.2~0.5円上がるたびに売りを仕掛けておく(指値注文を並べておく)
- ユーロ円が大きく上昇したときは多めに売る
- ユーロ円が下がるまでスワップ金利を貯める
- 0.5円~5円ほど下落してきたらユーロ円売りを決済していく
- 以上を繰り返す
口座は「SBI FXトレード」を使っています。
この口座は1ユーロからも取引ができますので、例えば300ユーロ単位で売り注文を小刻みに入れることができます。
他の口座は1000ユーロ、10,000ユーロ単位ですので、資金力のない個人投資家にとっては、レバレッジを2倍以内にするのが難しくなります。
レバレッジを低く、小刻みにトレードするためにも少額から投資ができるSBI FXトレードを使うのがおすすめですね。
参考:【SBI FXトレードの評判】なぜおすすめできる口座なのか?利用歴6年が語ります。
現在のユーロ円売りの残高
2019年1月6日時点のユーロ円売りの残高はこちらです。
約2万ユーロほど売っています。
2019年にもう少し売りたかったのですが、ユーロ円が120円台前半で弱く、思い切って売ることができていません。
ですが、2万ユーロありますので、暴落で5円、10円落ちたときは、大きな利益になりますので期待です。もちろん、暴落が起きなければそのままで、スワップ金利を貯めていくだけですね。
2019年のドル円フラッシュクラッシュでも成功
2019年でも、ユーロ円売りで利益を得ることができました。
2019年のユーロ円チャートですが
こちらは2019年1月のユーロ円チャートです。年末まで130円台あったユーロ円ですが、一気に120円割れまで暴落しています。
私は2018年の130円台からユーロ円売りを仕込んでいましたので・・・
このように5円~10円の値幅で利確することができました。
当時は200ユーロ単位ですので、ちょっと少額ですけどね。もう少し資金を投入しても良かったかなと思いましたね。
また、併せてドル円買いも実施し、その後のの回復でドル円買い決済で利益を得ることができました。
円高時はドル円買いを増やし、ユーロ円売りを決済、円安時はユーロ円売りを増やし、ドル円買いを決済し、平常時はスワップ金利を増やす、「ドル円買いユーロ円売り両建て戦法」で行きます。
ユーロ円は140円まで上がる可能性もあるので注意
ここで、ユーロ円チャートを見てみましょう。
(出典元:SBI証券ユーロ円チャート)
ユーロ円は一時は140円以上ありました。
今はユーロは弱く120円前後を推移していますが、何かサプライズがあれば140円まで上がることも視野に入れておいた方がいいでしょう。
ユーロ円売りを入れて円高対策するにしても、損失は天井がありませんので、レバレッジ管理には十分に注意する必要があります。
米国中東情勢は悪化しないことを願いしますが備えはしっかりと
以上、2020年のフラッシュクラッシュ対策について書きました。
現状は相場も安定しており、もちろん、米国イランが戦争になるなんてことは望みません。
ですが、投資においては、円高や暴落は必ず定期的に来ますので、備えておくことは大切です。
また1月末には英国EU離脱問題もありますので、いずれにしても一波乱ありそうだと思っています。
相場が安定しているうちにユーロ円売りを仕込んでおきたいと思います。
以上、少しでもお役に立てれば幸いです。投資はくれぐれも自己責任・自己判断でお願いします。
これだけ書いておいてあれですが、誰かが買うといったから買うというのは投資の世界ではNGですので。
ではでは、2020年も堅実投資でいきましょう。
※ユーロ円売りにお勧めのSBI FXトレードの公式サイトはこちら
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